日本に生きるイスラーム ―過去・現在・未来―
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171イスラームと日本の仏教 ―無関係からの出発―における優れた味方として日本の大切さを認識することは、さほど難しい話ではない。そしてそのような明確な目的を持って、日本との宗教対話の促進を図ることはいわばゼロからの出発であるだけに、右肩上がりのカーブを描くやりがいのある仕事となるはずであると、これも期待されるのである。一 拙著『イスラーム信仰とアッラー』知泉書館、2010年。3ページ。二 『仏教聖典』仏教伝道協会、1973年。40ページ以下。三 ジョン・ヒック著『宗教がつくる虹』間瀬啓允訳、岩波書店、1987年。四 『日本的霊性』岩波文庫、1972年。『妙好人』法蔵館、昭和51年。『宗教的経験の事実』大東出版社、1943年。五 心の状態には,三段階ある。第一は悪に傾きやすい(アンマーラ ビッスーゥ)、第二は意識して身を正す(ラウワーマ)、第三は安心立命・大悟(ムトゥマインナ)である。クルアーン上の整理に関しては、『聖クルアーン』日本ムスリム協会、2002年。第7刷。288ページ。六 『日訳サヒーフ ムスリム』日本ムスリム協会発行、1987年。第1巻、28ページ。筆者 水谷 周 (みずたに まこと)イスラーム研究家。京大文卒、米国ユタ大学博士(歴史)。アラブ イスラーム学院学術顧問。著書に、総編集『イスラーム信仰叢書』全10巻、国書刊行会、2010〜11年。訳著『アフマド・アミーン自伝』第三書館、1990年。アラビア語著『日本の宗教―過去から未来へ』、ダール・アルクトゥブ・アルイルミーヤ社、ベイルート、2007年。など。

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