サウジアラビアと日本 ―その素顔と絆―
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129日本とサウジアラビアの間に「虹の橋」を架けようと5・6倍です。次に日本の対サウジアラビア投資額は、2008年までの累計で120億ドルを超え、米国、アラブ首長国連邦に次ぐ第3位になりました。合弁事業については、2010年4月時点で41社。うち、1999年11月(第1回ビジネスカウンシル)以降に操業を開始したもの22社。ペトロラービグ、IMC(メタノール製造販売)、サウジオリックス他。サウジアラビアのアラムコ社が昭和シェルの15%株主になっています。サウジアラビアに進出している邦人企業は既に80社を超えています。職業訓練校の開校では、日本は、2002年にサウジアラビア日本自動車高等研修所(SJAHI)、2007年にはプラスティック加工高等研修所(HIPF)を、そして2009年にはサウジアラビア電子機器・家電製品研修所(SEHAI)事業に協力しています。このうち2002年に開校したSJAHIについては既に1,200名近くの卒業生を輩出しています。三.戦略的・重層的パートナーシップの構築(一)このように、この10年間で経済関係を中心に両国の関係は大きく進展しました。日本とサウジアラビアとの関係を特徴づける原則は、「補完性」でした。エネルギー資源の供給と先進技術の提供といった関係にそれが特徴的に現れていました。このような関係は今後も両国関係の基調として続くと思いますし、この「補完性」を十分に活用していくことが必要でしょう。

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