サウジアラビアと日本 ―その素顔と絆―
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190首脳は、提案されている諸改革が国連憲章の規定に従い、国連安保理の機能に影響を及ぼさないような方法で達成されるべきであるとの点で意見の一致をみた。サウディ側は、常任理事国及び非常任理事国双方の議席数の拡大に関し、日本の常任理事国入りに対する支持を表明した。8 本日、両首脳は、環境、保健、科学技術、文化・スポーツ及び投資・合弁事業といった人的資源の開発に係わる諸分野における具体的な協力プロジェクトを実行するための新たな枠組みを提供するために作成された「日・サウディ協力アジェンダ」の署名に立ち会った。この新たな協力の枠組みの下、両首脳は、この「協力アジェンダ」の実施に向け最大限の努力を傾注するとともに、両国間の協力を円滑に進めるために物理的、法的及び制度的な諸般の基盤を整理すべく作業することに対するコミットメントを再確認した。9 両首脳は、両国の民間部門が相互の経済関係を拡大していく上で果たす役割が極めて重要であるとの点で意見が一致した。両首脳は、両国の民間部門の間での協力を慫慂し、かつ、円滑に進めていくことでも一致した。10 両国は、世界経済に対する安定した石油市場の重要性につき意見の一致を見た。日本側は、この点に関してサウディアラビアが果たしている均衡のとれた役割を評価するとともに、同国を日本を含む世界市場への石油の安定した、信頼できる供給者とみなした。両首脳は、両国において

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