サウジアラビアと日本 ―その素顔と絆―
200/222

1968 双方は、相互利益に基づく重層的な経済関係の重要性を認識し、合同委員会の重要な役割について見解を共有した。その関係から、双方は、次回会合を可能な限り早期に開催するとの強い希望を表明した。 9 サウジアラビア側は、日本が日本・サウジアラビア協力アジェンダを実施するために人的資源開発の様々な分野において、主に独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じてこれまで提供してきた技術支援に対する感謝を表明した。双方は、両国政府及び民間部門間の連携による努力の有益な成果であり、職業訓練のモデル的役割を担う「サウジ日本自動車高等研修所(SJAHI)」の業績を歓迎した。サウジアラビア側は、「プラスチック加工高等研修所(HIPF)」、女性起業家促進プロジェクト等の諸プロジェクトへの謝意を表明した。 10 双方は、異文化・文明間の相互理解と相互尊重は、急速にグローバル化する世界において基礎であることを確認した。その関係から、日本側は、文明の衝突の思想を非難し、そのような思想が、諸文明間の建設的平和共存の思想により置き換えられ、諸国・諸国民間の関係が互いに他者を尊重し合う真の対話の段階に入るべきとのアブドッラー・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王陛下(二聖地の守護者)による呼びかけに対する支持を表明した。この文脈において、サウジアラビア側は、イスラム世界、アジア、西洋間を含め多様な諸文明間の相互理解促進に日本がこれまで果たしてきた貢献に留意した。サウジアラビア側は、偏見に満ちたステレオタイプに

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です