2011年07月07日

東京大学GS+I総括寄付講座公開シンポジウムにて文化アタッシェが挨拶

20110720-01

 

2011年7月11日、東京大学において「東京大学GS+I総括寄付講座公開シンポジウム~太陽光を主要エネルギー源とした文明の構築は可能か?~」が開催され、アブドゥルアジーズ トルキスターニ駐日サウジアラビア王国特命全権大使に代わり、文化アタッシェのDr.イサム ブカーリが挨拶を行った。また、基調講演では、商務官のマンスール アルホウェイティがサウジアラビアのエネルギー需要や2010年に首都リヤドに設立されたアブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(KACARE)の概要について紹介した。

同シンポジウムでは、東京大学の濱口純一総長が開催の挨拶を行い、持続可能な社会に向けた取り組みの一環として、同大学が昨年発足させた総括寄付講座「太陽光を機軸とした持続可能グローバルエネルギーシステム」が産業界や政府機関と連携し、太陽エネルギーシステムの将来実現を目指していくことを表明した。

基調講演では、経済産業省大臣官房審議官(エネルギー・環境担当)朝日弘氏より、日本がエネルギー政策として再生可能エネルギーの導入を拡大し、省エネ型の経済・社会へ転換していく必要性について指摘があったほか、シャープ株式会社の片山幹雄社長からは「救うのは、太陽だと思う」と題して講演があり、日本の約2倍という日照量があるサウジアラビアとのパートナーシップ強化も含め、太陽光発電の将来性についてお話を伺った。また、日揮株式会社の川名浩一社長による講演では、サウジアラビアをはじめとする中東での事業展開、実用化へ向けた太陽光発電パネルの開発に関する同社の取り組みなどについて紹介があった。

サウジアラビアは世界最大の石油産出国であるが、近年の人口増加や経済発展に伴う電力需要の増加に対応するため、原子力や再生可能エネルギーの導入を含めた電力供給の多様化が求められている。また、世界的にもエネルギーの安定的かつ安全な供給が今後の重要な課題となる。

 

20110720-02

 

このような課題に取り組むためも、科学技術の発展や人材育成において日サ間の協力関係を強化することは大変重要であり、特にエネルギー分野での関係構築は不可欠である。太陽光発電の開発においては、アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市と東京大学グローバルソーラーイニシアティブは近々MOUを締結する予定であり、太陽光発電の技術的課題への取り組みに向け、両国の協力関係の下、研究開発が促進されることが期待される。

 

サウディアラビア建国の祖

明哲なる王

留学生対象就職フェア2017

サウジ留学生ポータル

スルターン故皇太子殿下

サウジウィークin大阪

Innovation Forum