2014年08月28日

プリンセス・ヌーラ大学と学習院女子大学共催で国際シンポジウム開催

DSC082642014年6月6日、学習院女子大学とサウジアラビアのプリンセス・ヌーラ女子大学共催による国際シンポジウムが、日本サウディアラビア協会、中東協力センターの協賛を頂き、文化部後援により開催されました。

サウジアラビアと日本の王室皇室の交流は1960年のスルターン皇太子(当時サウジアラビア王国交通通信大臣)の来日を嚆矢として今日に至りますが、今般国際シンポジウムが開催される運びとなった経緯には、この順調な交流が背景にあります。サウジアラビア王国唯一の国立総合女子大学であるプリンセスヌーラ女子大学より5名の先生が来日、日本の女子高等教育の可能性を拓き続けてきた津田塾大学、昭和女子大学、そして学習院女子大学の先生方がパネルディスカッションを行いました。

学習院女子大学の500名を収容するやわらぎホールは、両国の教員や学生、一般の参加者や取材に来たメディア関係者で埋まり、開催にあたってDr.イサム・ブカーリ文化アタッシェからは、本シンポジウム開催に大変なご尽力を頂いた学習院女子大学の石澤学長、Dr. Maha Alqunaibit副学長に感謝を表し、次のように挨拶を述べました。「サウジアラビアにおいても多くの女性が社会に進出しビジネスや政治の舞台で活躍しております。サウジアラビアの例をとりますと、国立大学の卒業生の約55%が女性であり、高等教育機関への進学率はむしろ女性のほうが高くなっています。また、国会議員に占める女性の割合は20%と、政治の世界で活躍する女性も増えています。現在、アブドラ国王奨学金プログラムで日本に留学している女子学生の割合は全体の2割ほどではありますが、男子学生よりも貪欲に勉学に励んでいる印象を受けます。卒業後、彼女たちが、母国であるサウジアラビア、日本、そして世界で、大いに活躍することは間違いないでしょう。もしかすると、彼女たちがアタッシェや大使となって日本に戻ってくることがあるかもしれません。今後も、より一層、女性が能力を発揮できるような環境が整っていくことが期待されますし、引き続き、様々な課題に取り組んでいく必要があるでしょう。そして、日サ友好関係の構築強化においても女性の役割が重要になると信じています。」

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シンポジウムのテーマは「グローバル時代における女子高等教育の役割-日本とサウジアラビアの事例」、女子教育を担う大学の存在意義、特色や強み、研究や教育について、3セッション開きました。セッション1では「女子大学の在り方についての現状と今後の展望」と題し、津田塾大学前学長飯野正子氏が議長を務められ、学習院女子大学学長石澤靖治氏、プリンセス・ヌーラ大学副学長マハ・アルクナイビット女史、昭和女子大学学長坂東眞理子女史が基調講演を行いました。セッション2では東京国際大学の塩尻和子教授、学習院女子大学の今橋理子教授、ウーゴ・ミズコ准教授、プリンセス・ヌーラ大学のDr.ハエラ・アルカラフ、Dr.マシャーイル・アッスデイリー、Dr. ハヤ・アルマズルーウ、慶応義塾大学アブラール・バール女史が壇上にて「大学における女性の研究と教育」を議論、セッション3では「サウジアラビアと日本の女子大学間における協力について」議論が展開しました。学習院女子大学の畠山圭一教授が司会を務められ、学習院女子大学石澤靖治学長、学習院女子大学今橋理子教授、プリンセス・ヌーラ大学 マハ・アルクナイビット副学長、ハヤ・アルマズルーウ学会運営理事長による意見交換が行われ、専門知識とご経験豊かな先生方のご高説を頂き且つ活発な議論が重ねられた結果、社会における女子高等教育のあり方を再定義する必要性が確認され、サウジアラビアと日本の間での文化・教育・研究分野で女子学生や女子研究者の交流を活発するとともに両国学生会議を開催すること、そして今回のような女性のエンパワーメントに関するシンポジウムの継続的開催が提言として纏められました。

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