2015年10月23日

サウジアラビア王国教育省
日本の教育機関における安全確保・危機管理の実態を視察

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サウジアラビア王国教育省から、Dr.マージド・アビード・アルハルビー(教員担当大臣補佐)率いる訪日団が、日本の教育機関で実施されている安全確保・危機管理分野の知識や経験の蓄積に学ぶことを目的に、9月13~17日の日程で来日した。訪日日程には、文部科学省訪問、日本の公立小学校のひとつでセーフティプロモーションスクールのモデル校に認定されている金竜小学校の訪問、東海大学付属高輪台高等学校中等部の訪問が組まれ、ターリク・ハカミ文化アタッシェ、国際交流課スーパーバイザーのDr.アーデル・マンシー、国際交流課スーパーバイザー補佐のイマド・バルナーウィ、通訳として研究員のハキーマ・バトハウィが訪日団に同行した。

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文部科学省では安全管理課と面会、会冒頭でDr.マージド・アビード・アルハルビが訪日団を代表して挨拶、文部科学省代表者・関係者の熱い歓迎に謝意を表し、サルマン国王陛下の指揮の下、サウジアラビア王国は様々な分野に亘る日本との協力関係を今後も更に深めていく、なかでも最重要項目に経済・教育、そして教育機関間での学術・文化交流を据えていると述べた。

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文部科学省の大臣官房国際課長の豊岡 宏規氏からのご挨拶では、今年はサウジアラビアと日本が外交関係樹立60周年を共に祝ったが、両国関係の発展は特に教育分野で飛躍的で、そのことは、今やおよそ500人を数えるサウジアラビアからの留学生が日本の大学で積極的に勉強していることにも見られる。」と話された。

続けて、日本がこれまで自然災害見舞われる度に蓄積されてきた災害対処方法について説明があった。日本は風土気候・地理的要因で自然災害に見舞われやすく、その夥しい数の地震や台風その他の災害に晒されるたびに骨折り努力が重ねられ、防災の知恵やシステムが高められてきた。

大臣官房国際課 政策情報分析官 佐藤 兆昭氏からは

「日本で自然災害が起こるのには様々な要因があるが、その中でも気候変動、季節的多雨や台風、日本海側に面する地域の豪雪などが筆頭に挙げられる。また日本は火山活動の活発な環太平洋火山帯に位置し、世界の活火山の十分の一にあたる83の活火山がある」と説明があった。

続けて第二次世界大戦後に日本で起きた主な自然災害・人道的災害が時系列で紹介され、次のように話された。

「第二次世界大戦が日本の災害対応能力を格段に上げ、災害予防のための包括的経営システム構築にも至った、1961年に国会は災害対策基本法を承認、その後日本全国の地域防災計画を含むシステムと紐つけられた。1960年の6月には、防災や災害に関わる知識の普及や一般の意識向上を図ることを目的に、毎年9月1日を防災の日に指定することが決定、1960年以来国家が防災に注力し、災害時の金融支援や補償も整備、こうした措置により自然災害による死者数は減少した。」会計年度1993年の当該計画に掛けた経費は二兆九千億円(238億ドル)であった。

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この後、文部科学省より推奨された金竜小学校を訪問、同校は、日本の公立小学校のひとつでセーフティプロモーションスクールのモデル校に認定されている。

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小学校の責任者が取る行動計画について詳細に説明を受けた後、危機管理計画に関する意見交換を行った。サウジ側からはこの分野における日本の知見・経験蓄積の提供の協力を期待すると伝えられ、これに対し日本側は、サウジアラビアの教育機関における安全対策・危機管理計画に係るインフラ強化のため、サウジ教育省への支援はじめその他サウジ支援のあらゆる手段を提供したいと応じられた。

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その後、文化部にて訪日団を迎え、ターリク・ハカミ文化アタッシェが次のように述べた。

「サウジアラビアと日本の教育分野における協力関係推進の努力は、昨年二月のサルマン国王訪日によって誉を受けました。この来日において、優秀な成績を収めている留日サウジ学生が国王から直々に表彰されたのです。国費留学制度によるサウジアラビアの人材開発と国産イノベーションシステム構築のプロジェクトへの寄与における大いなる功績です。」

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国際交流課スーパーバイザーのDr.アーデル・マンシーからは「サウジアラビアにとって、諸工業国と学術・科学・技術分野における協力を強化することが重要だが、特に日本との協力関係を強化して重層的で戦略的なパートナーシップを推進させること、とりわけ科学技術・高等教育・文化における絆を深めながら両国の歩みを進めていくことが重要だ。」と述べた。

最後にターリク・ハカミ文化アタッシェから文化部の職員一同を代表して教育省、国際交流プログラム実行担当職員へ深謝を述べて、次のように結んだ。

「この場をお借りして、私より教育省大臣Dr.アッザーム・アッダヒール氏はじめ職員諸氏に、常より文化部や日本で学ぶ学生へご支援くださっていることに感謝を述べます。そして駐日サウジ大使閣下アハマド・ビン・ユーニス・アッバラーク氏にも、文化部や日本で学ぶサウジ学生へのご支援の為にご尽力下さっていることに心より深く感謝申し上げます。」

。」

 

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