2015年12月11日

“サウジアラビアと日本の包括的パートナーシップに向けた新しい両国関係;教育分野”

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平成27年11月11日に始まった筑波大学主催『中東・北アフリカ週間』にターリク・ハカミ文化アタッシェが招かれ、“サウジアラビアと日本の包括的パートナーシップに向けた新しい両国関係;教育分野の課題”と題してレクチャーを行った。この『中東・アフリカ週間』は、筑波大学が主催となってアラブ諸国の外交官や中東研究者の講演を通して中東問題を考える狙いで毎年開催されている。

筑波大学は、かつてターリク・ハカミ文化アタッシェがキング・サウード大学在学中に一年間留学した第二の母校でもある。レクチャーの内容はサウジアラビアと日本の両国関係を中心にし、特に2014年のサルマン皇太子殿下(現国王陛下)訪日に焦点をあてて日本語で行った。この訪問が、両国の文化・教育面における関係強化に拍車をかけたと説明し、サルマン皇太子殿下(現国王陛下)が早稲田大学から受けた法学名誉博士号の贈呈式でスピーチされた内容をビデオで紹介した。; 「サウジアラビア王国はイスラームの教えを基層に、寛容の精神を持って、相互理解と対話を手段として、人々の幸せの為に働き、様々な宗教・文化に属する人々の対話を進めていくことを目指している。先代のアブドッラー国王が、公明正大且つ清廉であることをもって互いの利益が実現するよう文明間・宗教間の対話を唱道されたことです。」

難民支援や平和構築そして世界各地の貧困撲滅などサウジアラビア王国による様々な人道面の貢献に触れるとともに、サウジアラビアの教育分野の飛躍とサウジアラビアの国立・私立大学の役割、そして要職に就く人材の養成など詳細なデータとともに紹介した。また、サウジアラビアの先端研究拠点を紹介した上で、サウジアラビアの大学に対する世界的評価を、上海大学が毎年発表する世界大学ランキングを一つの指標として説明、この世界大学ランキングの2005年発表では上位500校にサウジアラビアの大学が4校ランクインしている。

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続いてサウジアラビア国費派遣制度が、政府の推進する人材育成政策の柱であるとし、サウジアラビアの有為の若者を東西に派遣し海外の有数大学で知識だけでなく現地での学びを得させ、将来的にサウジアラビアの要職に就く人材の養成を目指していると説明した。現在日本で学ぶサウジ学生は学部・修士・博士課程をあわせておよそ500名、専門分野は多岐に亘るが理工学分野が抜きん出ている。これまでサウジ学生たちが授与された受賞歴や功績をここで紹介して、次のように話した。;「今年はおよそ130人のサウジ学生が日本の大学を卒業しました。文化部主催でサウジ国費派遣留学生の卒業式を挙行し、式典において各専門分野で特に優秀な成績・実績を上げた学生を表彰して技術奨励賞、研究奨励賞そして文化アタッシェ賞を授与ました。」

サウジアラビア王国と日本との文化面に関しては、王国教育省管轄の文化部が2010年に東京国際ブックフェアにテーマ国として参加して以来、毎年ブースを構えてサウジアラビアの文化紹介をしてきたことを報告するとともに、この場を借りて、常に日本留学中のサウジ学生を見守り多大な御支援をしてくださるサウジアラビア王国教育相DR.アッザーム・アッダヒール大臣と駐日サウジアラビア王国大使館アフマド・ビン・ユウヌス・アルバッラーク特命全権大使に感謝を述べた。

レクチャーの最後のページでは、2013年の安倍総理大臣サウジアラビア王国公式訪問時にキング・アブドルアジーズ大学で行ったスピーチのビデオを引用して、サウジアラビア王国と日本の包括的パートナーシップの重要性を呼びかけた主旨をメッセージとして結んだ。

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