2012年11月13日

エネルギー科学・環境・IT分野の共催ワークショップ@京都大学

11月7日、8日の2日間にわたって、京都大学吉田キャンパスに於いて「The 1st Kyoto University and Saudi Universities Research Collaboration Workshop」と題した、エネルギー科学・環境・ITの分野での共催ワークショップが開催されました。サウジアラビアからはキング・ファハド石油鉱物大学、キング・サウード大学、キング・アブドゥルアジーズ大学、カスィーム大学、タイバ大学、タブーク大学の6つの大学が参加し、12名の先生方が各分野での研究発表をされました。主催校となった京都大学からは、7名の先生方が研究発表をされ、活発な意見交換や議論の場となりました。

ワークショップの参加者(2列目中央;松本総長)

ワークショップ初日のオープニングでは、京都大学の松本総長より歓迎のお言葉と共に、将来につながる実りあるワークショップとなるよう、激励が述べられました。その後の研究発表の場では、質疑・応答などが白熱し、時間が足りなくなる場面も多々見られました。昼食や夕食の会場でも、京都ならではの趣向を凝らされたお食事に舌鼓を打ちながら、熱心に意見交換をしておられる姿が見受けられました。

ワークショップ2日目は、朝から別行動となり、それぞれの分野の研究室訪問が行われました。実際に使用されている機材や手法を前に、共同研究など今後の協力関係の構築に向けた議題が上がるなど、実践的な交流の場となりました。その後、閉会式を兼ねたまとめの報告会が実施され、参加者ひとりひとりより今回の成果や今後の目標などが述べられ、今後も継続してこのような場を持つこと、また、次回はサウジアラビアでの実施を目標に2日間のワークショップの幕が閉じられました。

ワークショップ終了後は、京都大学のご好意により、「仁和寺」の見学が実施されました。本企画は、世界遺産総本山仁和寺と京都大学工学研究科イメージング研究室が、重要文化財の一つである観音堂他の障壁画を対象としたデジタルプロジェクトを実施しておられることにより実現しました。紅葉の始まった美しい日本庭園や歴史ある建築様式、そして、お抹茶でのおもてなしにサウジの先生方も大変喜ばれ、記念写真を撮るなどワークショップの際とは違った少年のような姿を見せておられました。

また、産学連携の取り組みについて説明を受ける場も設けてくださいました。産学連携の取り組みは、サウジアラビアではまだほとんど浸透していないため、熱心に耳を傾けておられました。今後サウジアラビア国内でもこのような動きが始まることを期待します。

研究者間の共同研究など草の根レベルでの研究・交流関係を強化すべく、かねてより文化部が日本の大学と共に暖めてきた構想の一つである共催ワークショップが、2012年7月の東京工科大学とサウジアラビア5大学によるバイオテクノロジー分野で実施されたのに続き、エネルギー科学・環境・IT分野において実施されたことは、大変喜ばしく、私共と致しましても交流の輪が徐々に広がってきているのを実感しております。今後も様々な分野での開催を目指し、努力して参ります。

この度のワークショップの実施に当たって、多大なるご尽力をいただきました京都大学の松本総長をはじめ、ご協力いただきましたご関係者の皆様にこの場をお借りしまして、改めて御礼を申し上げます。

picture 9picture 10
エクスカーションの様子(仁和寺にて)

 

サウディアラビア建国の祖

明哲なる王

留学生対象就職フェア2017

サウジ留学生ポータル

スルターン故皇太子殿下

サウジウィークin大阪

Innovation Forum