2018/05/26
 

サウジアラビアの戦略的重要性と文化部の設立趣旨

世界の中でなぜサウジアラビアが戦略的に重要であるか、それには3つの要素があ ります。

はじめに「イスラム教の二大聖地であるメッカとマディーナを擁する」ことが挙 げられます。

イスラム教はサウジアラビアより広まったと目され、それによりイスラム世界の 中心としての存在感をもち、毎年200万人以上の巡礼者が訪れるのです。 また世界中のイスラム教徒がメッカに向って毎日5回以上の祈りを捧げ、精神的に もサウジアラビアとの繋がりがあるのです。

次に世界最大の石油埋蔵量と石油輸出能力を有することが挙げられます。 今日に至るまでサウジアラビアは安定的なエネルギー供給に寄与しており、世界 経済の発展に多大なる貢献をしてきた事実が大いなる注目を集めるところなのです。

最後にアラブ・イスラム世界の政治分野においてのリーダー的存在であることが 挙げられます。

現在G20において、唯一のアラブ諸国であることがそれを証明していると言えます。 そのサウジアラビアがなぜ、人材開発に注力するのでしょうか。 それは現在国庫収入の約8割を石油収入に依存しており、石油価格の変動が経済に 大きく影響してしまう現状があります。

現状の石油依存経済からの脱却を図るため工業化を推進することとし、日本をは じめ多くの外国企業と共同で数々のプロジェクトを実施するに至りました。 すなわち、それらの担い手である優秀な人材が必要なのです。

サウジアラビアの人材開発への寄与、また全世界における技術・ノウハウの吸収 を目的とし、2005 年にアブドラ国王奨学金プログラムがスタートしました。

アブドラ国王奨学金プログラムにより、多くのサウジアラビア留学生が米国・カ ナダ・オーストラリア・フランス・ドイツなどに留学し、現在では7 万人もの留学 生が全世界に派遣されてきました。

また近年では日本をはじめアジア諸国との関係に力を置くことを目的とし、2008 年に日本・韓国・中国・インドネシア・マレーシアに文化部が新設されたのです。

その目的は留学生の受け入れだけには留まらず、各国とサウジアラビアの大学と の友好関係の構築やサウジアラビアの文化を広めることなど多岐に亘っての文化的・ 教育的活動が行われています。

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